STAGEWORKS  
 
 
STAGEWORKSとは?事例紹介建築家紹介
 
FP紹介庭、家具などの紹介仕事の流れFAQ
 
 
  設計・監理:篠崎弘之建築設計事務所
 
 
●場所:東京都目黒区 ●主要用途:アトリエ兼用住宅 ●構造設計:寺戸巽海構造計画工房 ●構造工法:木造在来工法 ●建物規模:地上2階 ●敷地面積:70.31m2 ●建築面積:37.33m2 ●延床面積:75.62m2 ●期間:2011-12
 
 
House T
●新築アトリエ兼用住宅

これは夫婦のアトリエも兼ねた、東京の都心の住宅街の中に建つ住宅である。この住宅では敷地の大きさと旗竿状という形の理由から、敷地内で建築できる面積が小さいので、高さ方向を有効に利用できるアイデアが求められた。
そこで家具の棚のように積層する家を考えた。敷地の外形に合わせて平面的に変形した箱の中に、本棚の棚板のように床スラブ(棚床)がいろいろな高さに浮かぶ構成でこの住宅はつくられている。各々の棚床に家具が配置されて、ダイニングやキッチン、リビングやベッドルームになっている。大きな気積をもつ箱の中に、浮遊した生活の場が360度の視点で展開している。この住宅では生活の場が一方向へつながっていくのではなく、3次元的な距離で見え隠れしながらつながっている。そうすることで各々の生活の場が平面的・断面的に隣り合い開放的でありながらも、同時に適度に分節された構成となっている。棚床は棚柱と呼ぶフレームに引っ掛かるのみで支持されているため、住宅の空間構成としても構造としても自由度が生まれている。棚柱のフレームは構造として機能するだけではなく、生活の場をサポートする役割も担っている。例えば棚柱のフレームがある場面では手すりになったり敷居のようになったり、また別の場面では本棚や洋服棚になったりと場面ごとに使われ方が変化する。大きな家具のような小さな住宅は、生活そのものを収納していく住宅になっている。

この住宅の機能的な点については高さ方向の面から、アトリエ(作業)・居住・ロフトという3つの部分に分けることができる。夫と妻それぞれのアトリエは訪問客に容易に応対することができるよう1階に配置されている。4つのbook棚から構成される2階が居住空間となる。ロフトはキャットウォークのように居住空間の上に広がる。このロフトスペースは読書や物置などとして使われる。周囲4方向が建物に囲われた敷地で高さが変化すると、同じ一つの住宅の中に居ながら明るさや気温、風通しや見晴らしといった室内外の環境が大きく変化し、住人は生活に合わせた環境を楽しむことができる。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
  事例紹介一覧に戻る
 
STAGEWORKS株式会社
sitemapprivacy policy
info@stageworks.co.jp
東京都立川市羽衣町1-20-6
 
©STAGEWORKS Inc. All rights reserved.
遠藤正二郎デザイン